マキノ式入浴健康法 湯道冬編 追記

半身浴と全身浴

半身浴と全身浴のどちらがいいか問われることも多い。

ただ長時間の入浴を求めるのならば半身浴もいいのだろうが、深部体温を上げることが目的であれば、肩までしっかり浸かる全身浴の方が望ましい。

しかし深部体温が上がる前にのぼせても困るので、熱くなってきたら時々胸ぐらいまで出すのもいいであろう。

とにかく気持ちよく全身を温めることが大事なのだ。

入浴剤について

入浴剤の使用についても問われることが多い。

結論から言えば、ぜひとも推奨したい。

風呂から上がった後も入浴剤が全身をコーティングしてくれているため湯冷めしにくいので、結構な保温効果が期待できる。

成分にはさほど違いは無いと思われるので、好きなもので構わないと思う。

香りにはリラックス効果も期待できるので、心が落ち着くような香りのものがいいのではないだろうか。

いわゆるアロマテラピーである。

ただし風呂からあがるときにシャワーを浴びることはご法度である。

せっかく全身をコーティングしてくれている入浴剤を洗い流してしまうからだ。

これは本物の温泉に入った時も同じである。

気を付けたいものだ。

シャンプーブラシについて

私は洗髪の時にシャンプーブラシを使用している。

これは髪の毛を洗うのが目的ではなく、頭皮のマッサージが目的なのだ。

だから髪の毛や頭皮をゴシゴシこするのではなく、ブラシを頭皮にグッと押し付け前後左右にマッサージするように細かく動かす。

温まって血行の良くなった状態で行う頭皮マッサージは、とても効果があると思う。

疲れた頭が本当にスッキリするのだ。

最後に

しっかり温まる全身浴は、健康維持にとても効果があると思っている。

上手に入浴して免疫力アップと良い睡眠を得ることを目指したい。