最近ふと思うことがある。
子供たちが苦いものや酸っぱいものを本能的に避けてしまうように、我々がただ単に好き嫌いを言っているだけだと思っているものが、
実はその人の体には合わない、もしくは必要ないものだったりするために無意識に拒否してしまっているのではないだろうかと。
というのも中高年の体になってしまった我が身が、最近脂っこいものやニンニクのような強壮効果を持ったものを受け入れづらくなってしまっているのである。
以前はあんなに好きだったそれらのものが、食べた後でやたらと胃がむかむかして気持ち悪くなってしまうのだ。
そのため近頃は目にしただけでなんとなく気持ち悪さを感じてしまう。
だから生まれつきその能力が強い人は、見ただけで体が拒否してしまうのではないだろうかと思うのである。
乳糖不耐症や脂質異常症のようなものも生まれつきの要素が関係しているのかもしれない。
好き嫌いをなくすのも大事だが、いったん冷静になってこれらのことも考慮すべきなのではないだろうか。
元気な高齢者
時々テレビなどで、から揚げやステーキなどをガンガン食べるお年寄りが紹介され、
元気で長生きするためにはそうした方がいいのではないかと思わされるが、
肉を食べているから元気なのではなく、肉をガンガン食べても元気な人たちということではないだろうか。
一般的に消化能力が衰えた高齢者がまねをすると、消化不良を起こし余計に調子が悪くなるような気がする。
また高齢になってもバリバリスポーツをやっている人を見て、自分も頑張らなくてはと思うかもしれないが、
ケガをするのが関の山なのでほどほどにするべきである。
むやみに情報に振り回されず、自分に合った方法を探しましょう。