「はたらく細胞」は清水茜原作の漫画で、2015年から月刊少年シリウスに連載されていた。
その後「はたらく細胞BLACK」他、何作ものスピンオフ作品が作られている。
その中でアニメ化されているのが「はたらく細胞」と「はたらく細胞BLACK」である。
「はたらく細胞」
人体を一つの大きな街ととらえ、その中の道路(血管)を酸素や栄養素を運ぶ赤血球を中心に、病原菌と戦う白血球や傷を修復する血小板などを擬人化して描いている漫画である。
生物学として勉強すると難しい人体の働きを、かわいらしいアニメで描くことにより、とても理解しやすくなっている。
主人公の赤血球はかわいらしい女の子なのだが、その子のかぶっているベレー帽のような帽子がちゃんと赤血球の形をしているのが粋である。
途中、ちょっと難しい用語が出てくるときには、ちゃんと註釈が入ってわかりやすくしてくれている。
これから理科や生物で人体のことを学ぶ小学生や中学生には、ぜひ観てもらいたいアニメである。
できれば副教材として授業中に観賞するのもいいのではないだろうか。
「はたらく細胞BLACK」
これは清水茜作品ではなく、原作は原田重光。
不摂生な生活を送っている不健康な成人男性の体内をブラック企業にたとえ、喫煙、飲酒、カフェインなどがもたらす影響や、様々な病気との戦いを描いている。
「はたらく細胞」とは逆に、主人公の赤血球が男性で、白血球が女性として描かれている。
喫煙、飲酒の影響や、成人のかかる様々な病気をわかりやすくアニメ化してくれているのがいい。
それらの悪影響を漠然としかわかっていない大人たちや、これから体験していくことになる高校生や大学生に、ぜひ観てもらいたい作品である。