「あなたはその運動が好きですか?」
どんな運動をしたら良いかという質問を受けることがよくある。
「スイミングに行ったほうが良いでしょうか?」
「トレーニングジムに通ったほうが良いでしょうか?」
そういう時はいつもこう問いかける。
「あなたはその運動が好きですか?」
どんな運動でも健康法でも好きでなければ長続きしない。
逆にどんな運動でも健康法でも継続して行えば、必ず効果は出てくるものである。
つまり三日坊主では意味が無いのだ。
だからまずはストレスなく続けられることを見つけることが最重要である。
しかしそうは言っても、何もアドバイスをしないというわけにもいかない。
そこで私としてはウォーキングを勧めるようにしている。
すべての身体運動の基本は歩くこと、すなわちウォーキングである。
日頃特別な運動をしていない中高年が、激しい運動をすればケガのもとである。
まずはウォーキングから始めてみよう。
しかし熱心なトレーナーさんの中には、歩き方がどうだとか早さがどうだとかいう方もいる。
そういう細かいことは二の次だ。
そういうことに気を取られ過ぎていると、結局イヤになって途中でやめてしまうことになるかもしれない。
まず始めてみて、その後で次のステップに行けばいい。
でも外に行くのは億劫だなと思う方もいるだろう。
それならば室内で、ちょっとした空き時間でもできるストレッチや柔軟体操を行ってもらいたい。
中高年であれば筋力アップや持久力アップよりも関節や筋肉の柔軟性向上に重きを置いてもらいたいからだ。
それがケガを予防するということでは最も重要なことである。
私にとっても他人事ではないww。
さあ LET’S TRY!