インプラントやレーシックのデメリット

介護業務をしている人が「今、困った問題が起きているんです。」と話してきた。

そこはお金持ちのお年寄りたちが大勢入所している老人ホームで、ある女性の歯周病のことで困っているということだった。

インプラント治療のデメリット

その方はズラーッとインプラントを入れているのだが、加齢により歯茎が下がったために、インプラントの歯と歯茎の根元に隙間ができ、ひどい歯周病になってしまったという。

そのため歯科医がすべてのインプラントを除去し、入れ歯に代えるように提案したところ、その女性は「この歯にいくらかかっていると思っているのよッ!」と激怒し、なかなか同意してもらえない状態だという。

今後は家族や施設側から根気よく説得するしかないという。

その話を聞くまで、私もインプラント治療を受ければ一生心配のない歯でいられると思っていたのでビックリした。

レーシック治療のデメリット

以前、眼下の医師にレーシック手術を受けてみたいという話をした時のことである。

当時40代だった私にその医師は、「もうすぐ老眼が入ってくるから、せっかく手術しても、どうせまたすぐ眼鏡をかけなければならなくなるよ。」と教えてくれた。

冷静に考えればわかることなのだが、手術してその時はしっかり見えるようになっても、視力に変化が起きれば、また眼鏡をかけなければならなくなるのは当然のことである。

20代ならいざ知らず、老眼が入ってくるのが目前なわけだからレーシックの恩恵を受けれるのはほんのちょっとの間だけなのだ。

当然断念した。

結論

これらのように優れた治療にもデメリットは存在する。

だから手術を受ける前にはよくよく吟味するべきである。

医師側もメリットばかりでなく、デメリットについてもしっかり教えてもらいたい。