先日歯科検診に行った。
初めて「しっかり磨かれてますね。」とほめられた。
子供のころから虫歯には結構悩まされ、しょっちゅう歯科に通院していた。
歯を削るドリルが神経に触れた時の激痛の恐怖を思い出し、待合室にいるときに「キーン」という音を聞いただけで縮みあがったものだ。
歯磨きの方法
その頃の私は、歯磨きそのものがいいかげんだったこともあるが、どこを重点的に磨かなければいけないのかが分かっていなかった。
当時はローリング法といって、歯の表面をブラシでローリングするように磨く方法が推奨されていた。
しかしよく考えれば歯の表面が虫歯になっている人など見たことが無い。
その後、歯と歯茎の境を細かく磨くバス法が推奨されるようになった。
加えて歯のかみ合わせ部分、いわゆる虫歯が最も多い歯の溝の部分をしっかり磨くように心がけた。
すると劇的に虫歯になることが減ったのである。
歯磨き剤の変化
ブラッシングだけではなく歯磨き剤も昔とは全く違ってきている。
当時の歯磨き剤はとにかく歯垢等を磨き落とすことに主眼が置かれていたように思う。
今は虫歯菌の増殖を抑えるように、フッ素などで歯の表面をコーティングすることに主眼が置かれているようだ。
だから昔は歯磨き後にはしっかり口をすすいでいたが、今は軽くすすぐだけにするように推奨されている。
(本当ならすすぎ無しでもいいらしいが、それはちょっと…。)
願い
願えるならば、もう一度だけでも歯が生え代わってほしい。
今度は本当に大事にするから。
小学校低学年では永久歯がこんなに大切なんて意識が薄いじゃないか。