ガムを噛むことで得られる健康効果
ガムを噛むことで得られる健康効果はたくさんある。
・唾液の分泌を促す➡・消化を助ける・葉の再石灰化を高める・口臭を減らす・虫歯予防・ドライマウス防止
・食べかすや歯垢をからめとり口腔内をきれいにする
・幸せホルモン(セロトニン)の分泌を促し精神を安定させる
・脳の血流を良くし(ひと噛みで35ml)脳を活性化し集中力を高める
・脳を刺激するとともに、アルツハイマー型認知症の原因となる脳のゴミ(アミロイドβ)を押し流す
などなど多くの健康効果があるが、それよりもあごの筋肉を鍛えるという効果に注目したい。
あごの筋肉を鍛える
現代人の食事は、昔に比べて柔らかいものを食べる傾向が強いため咀嚼回数が不十分であり、そのためあごの筋肉が衰えてしまっている。
関節や筋肉はあまり動かさないでいるとどんどん衰えていってしまうのだ(廃用性萎縮)。
スルメなどの硬い食べ物を食べるように心がければいいのかもしれないが、そうそう食べられるものでもない。
そこで最もお勧めしたいのがガムである。
ガムを噛むことによりあごの筋肉が鍛えられ、顎関節を動かす作用の衰えを防ぐことができるのだ。
できれば1日3回10分以上は噛むようにしたい。
あごの歪みが生じないように左右同じように噛むことに注意する必要もある。
またキシリトール(虫歯予防)やリカルデント(歯の再石灰化促進)などが含まれたガムを選ぶようにすることも大事である。
いつまでもしっかりとした歯やあごでおいしく食事をとりたいものである。